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陰陽で解釈する自己否定と自己成長

こんにちは、花籠陰陽堂 えんじゅです。

近頃、自己啓発、自己肯定、自己否定、自己実現、自己成長という言葉をよく聞くことと思います。私もそれらの言葉を用いる一人です。

しかしクセ者なのが、この「自己」というもの。

自分が何者なのかを理解することは、とても哲学的で、時に苦しさを与え、なかなか向かい合うことが難しいのが実情です。

しかし、どんな困難にも必ず付きまとってくるのが、この自己というもの。

結局、自分について向かい合わなければ何も解決しないということなのですが、自分と向かい合ってさえいれば、どんな困難にも立ち向かうことが出来る、ということでもあるのです。

自己とは

さて、ウィキペディアによると自己とは、

自己とは心理学において自分に経験または意識される自分自身をいう。

とあります。

文面をそのまま捉えると、自分が自分自身に働きかけることで「自己」となっていることが分かります。

引き続き、ウィキペディアには、物質的自己、精神的自己、社会的自己の3つが客観的な自己を構成している、としています。

そして、主体的な自己は、あらゆる行動や思考の原点である、ともしています。

つまり、

① 精神を一切無視した肉体的な自己
② 肉体を一切無視した精神的な自己

があり、これらの相互の働きかけで、行動と意識が発生し、自己を構成するということですね。

そして、この①②は陰陽に当てはめることが出来ます。陰陽説では、陰と陽が存在することで、世界が存在するとしています。

つまり、肉体と精神、内と外があって初めて、自己という世界が生まれるのです。

自己を解析する

自己を使った言葉は、心理学や、カウンセリング、セミナー、神学や、神秘学でよく用いられます。

私の場合、自己=陰陽自己を支える柱=五行として捉え、クライアント様に対しては一緒に自己の成長を目指すことを大切にしています。

陰陽は地球のようなもの。求心力遠心力が、地軸を中心にして回転しています。コマのようなものですね。

これを人に置き換えると、内側に向く矢印の力と、外側に向く矢印の力、この内外のパワーバランスのブレ幅が、自己の肯定や否定を生み出していると考えています。

つまり、どちらか一方の要素が片寄ってしまった時、自己がブレてしまい心身が健康でなくなってしまうということです。

陰陽バランスと自己否定

自分を求める求心力と、環境を求める遠心力のバランスの崩れが自分の軸を崩し、心や身体に負担をかけてしまいます。

内側の矢印が強すぎるときは、陽過多・陰虚弱と考えます。この場合、自分自身に対する意識が強くなり、全てが自分の力が及ばないから、自分に責任があるから、といった自己否定に陥りがちです。

また、外側の矢印が強すぎるときは、陰過多・陽虚弱と考えます。この場合、自分以外に対する意識が強くなり、全ては環境のせい、他人のせい、なんで自分ばかりこんな目に合うのか、といった自己否定に陥りがちです。

利己的になっていませんか?
自己犠牲に違和感を感じていませんか?
罪悪感を感じていませんか?
自暴自棄になっていませんか?

自分のバランスが片寄ってきていると感じた時は、バランスを取り戻すために、気持ちの反対側を意識してみましょう。

自己の成長を目指す

内側の矢印(陽)と外側の矢印(陰)、双方のエネルギーを大きくすることで、自己を成長させることが出来ます。

自己を成長させることは、自分自身の器を大きく、強く、広く、深くすることです。そうすることで、自己のバランスの崩れにも早めにに気付くことが出来る上、現象に対して様々な角度からアプローチ出来るようになります。

精神、意識の探究で求心力の強化を、行動、実践、鍛錬で遠心力の強化をしましょう。意識的なインプットとアウトプットは、意識そのものの成長に繋がり、自己の成長にも大きく寄与します。

他に依存せず、自を追求するということは、慣れるまでは困難に感じるかもしれません。しかし、その困難を自らの成長に充てることで、後の苦難を先に昇華させておくことが出来ます。

是非、自己が成長していく喜びを感じてみてください。

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鵷樹(えんじゅ)

陰陽道家|陰陽五行カウンセラー/薬膳漢方マイスター/心理カウンセラー|陰陽五行思想を根幹としながら、近代と古代、科学と非科学など、あらゆる角度から物事を捉える陰陽道家です。