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陰とは?陽とは?陰陽の特徴を捉えて、自分のバランスを整える

こんにちは、えんじゅです。

陰陽五行の考え方のひとつである「陰陽」とは、「世の中の全ては陰と陽で成り立っている」という考え方のことで、それぞれどのようにバランスを取ろうとするかという運動法則があります。

バランスを取るということは、生きていくうえでとても重要なことです。陰陽の仕組みを紐解いて、自分の考え方のヒントにしてみましょう。

一般の陰陽イメージ

陰陽はそれぞれ、「ネガティブ」「ポジティブ」と訳されますが、一般的に下のイメージが定着しています。

ポジティブ=明るくて良いイメージ
ネガティブ=暗くて悪いイメージ

実はこれ、半分合っていて、半分は間違いです。

ポジティブ(陽)が明るく、ネガティブ(陰)が暗い、という概念はその通りですが、明るいが良くて、暗いが悪い、とは限らないように、陰陽はその時の状態、環境、人の受け取り方によって変化します。

例えば、病院の検査で、(+)を陽性(ポジティブ)、(-)を陰性(ネガティブ)と呼ぶことを聞いたことがあるかと思います。しかし、ポジティブ一つとっても下のように良い悪いの判断は変わります。

・ウィルス検査:(+)自分がウィルスに罹っている状態を表す。
・細菌検査:(+)自分が細菌に罹っている状態を表す。
・抗体検査:(+)ウィルスに対抗する抗体を持っていることを表す。
・妊娠検査:(+)妊娠している状態を表す。

陰陽だけで、善悪は判別できないのです。

陰陽の本当の意味

そもそも陰陽とは、古代中国から発生したとされる、「ありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰と陽の二つのカテゴリに分類する思想」を指します。この「ありとあらゆる」とは、宇宙の全て、森羅万象を含めた「ありとあらゆる事物」です。

そして、陰と陽とは相対的(互いに対立する属性を持った二つ)な気であり、万物の生成消滅の変化はこの二気によって起こるとされています。

陽(Yang)
光、天、東、南、動、太陽、男性、能動的、剛、火、夏、動物、暖かい、積極的、肯定的、明るい、長い、低周波、外向的、表、腑、収縮、固体、物理的、物質的 など

陰(Yin)
闇、地、西、北、静、月、女性、受動的、柔、水、冬、植物、冷たい、消極的、否定的、暗い、短い、低周波、内向的、裏、臓、拡張、液体、心理的、精神的 など

これらの陰陽の分類、日常の中でなんとなくイメージが及ぶところなのではないでしょうか? そして、宇宙も、世界も、社会も、環境もそんな陰陽二気に分類でき、私たち自身も陰陽で作られていると感じることが出来ます。

陰陽は変化し続ける

さて、私たちはそんな陰陽のバランスを取り続けることを強いられます。

代表的なものとして、月経がありますね。他にも、ホルモンバランスであったり、様々な体調の変化、気持ちの揺らぎが私たちのバランスを刺激しています。

陰陽には特徴があります。

夏(陽)から徐々に寒くなって冬(陰)が来て、そして徐々に暖かくなってまた夏を迎えるように、陰陽には波長(リズム)があります。(※これを消長と言いますが今回はスルーします)

また、熱された空気が上空で冷やされて雲となり、やがて重たくなった雲から雨が降ってくるように、陰陽には質量によるバランス調整も伴います。(※転化と言いますがこれもスルーします)

このような陰陽の変化は、宇宙の法則です。
私たちの心身にもダイレクトに影響しています。

陰陽の変化を客観的に捉えて、それが時期的なものなのか、恒常的なものなのかを見極めることで、バランスを取る工夫が出来ます。

陰陽の考え方

陰陽道の極意は「中庸を保つこと」です。中庸とはど真ん中のこと。

とはいえ、常に真ん中で居続けることはとても大変で、常に反対側の概念(パラドックス)が付きまといます。

しかし、陰陽それぞれの通り道からアプローチすることで、中庸を取り戻す工夫は出来ます。具体的には下のような方法がオススメです。

・ヨガなどのボディワークで肉体からのアプローチを行う。
・勉強やセミナー受講で精神からのアプローチを行う。
・本物の食べ物にこだわって料理をする。

これらを継続して並行することで、季節の変化に伴って、自分のバランスが整っていることに気が付くことでしょう。

やさしいヨガ教室
http://mihodontan.jpn.org/event/yasashiiyoga/

えんじゅさんの陰陽五行講座
https://hana-kago.com/event/enju-course/

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鵷樹(えんじゅ)

陰陽道家|陰陽五行カウンセラー/薬膳漢方マイスター/心理カウンセラー|陰陽五行思想を根幹としながら、近代と古代、科学と非科学など、あらゆる角度から物事を捉える陰陽道家です。