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いま私たちが求められていること~ウィルスと人間の進化~

こんにちは、えんじゅです。

新型コロナウィルスによる影響下での生活、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

新型コロナウィルスが私たちに与える影響は、生活環境、意識状態、価値観、自然環境、など多岐にわたります。

これらの現象は、
私たちに何が起ころうとしているのか?
これからの世界はどうなろうとしているのか?

「生物の進化」の観点で見てみたいと思います。

ウィルスとは一体何者なのか

新型コロナウィルス(SARS-Cov-2)は、その名の通りウィルスです。

そもそもウィルスとは何者なのでしょうか?

L.P.ビラリール博士(カリフォルニア大学 ウイルス研究センター長)によると、以下のように言っています。

今日では生物と無生物の境界領域に存在するものと考えられている。ウイルスは単独では自己複製できないが,生きている細胞の中では複製でき,宿主となった生物の行動にも大きな影響をおよぼす。
(中略)
ウイルスが生物か無生物かを考えることは,哲学問答と変わらないのではないか。(中略)どのように科学者がこの問題をとらえるかによって,進化のメカニズムについての考え方が変わってくるからだ。
日経サイエンス「 ウイルスは生きているのか」より

2005年の記事なので、博士の現在の意見までは分かりませんが、注目すべきは後半部分「ウイルスが生物か無生物かを考えることは,哲学問答と変わらないのではないか」ということ。

結局、何なのかよく分かっていない、ということです。

さらに、「生物の行動にも大きな影響をおよぼす」「進化のメカニズム」についての考え方が変わってくる、とのこと。

つまり、「ウィルスという何らかの存在が、生物の進化に大きな影響を与えている」という仮説が立ち上がります。

私たちが進化する

進化という言葉で真っ先に思い当たるのは「ダーウィンの進化論」です。

ダーウィンの進化論をWikipediaで調べてみると冒頭から以下の記述があります。

進化論(しんかろん、英: theory of evolution)とは、生物が進化したものだとする提唱、あるいは進化に関する様々な研究や議論のことである。

Wikipedia「進化論」より

お分かりいただけますか?

「様々な研究や議論のこと」なのです。

さらにこうあります。

生物は不変のものではなく長期間かけて次第に変化してきた、という仮説(学説)に基づいて、現在見られる様々な生物は全てその過程のなかで生まれてきたとする説明や理論群である。進化が起こっているということを認める判断と、進化のメカニズムを説明する理論という2つの意味がある。なお、生物学における「進化」は純粋に「変化」を意味するものであって「進歩」を意味せず、価値判断について中立的である。

Wikipedia「進化論」より

私たちが学校で学んできた、今持っている進化論の知識は、実はものすごく、ふわっとしているものなのです。

(※この進化論に関しての考察はまた別の機会でおはなしいたします)

では、進化とは何なのか、今度は「進化」をWikipediaで調べてみました。

進化の定義
進化とは、生物個体群の性質が、世代を経るにつれて変化する現象である。また、その背景にある遺伝的変化を重視し、個体群内の遺伝子頻度の変化として定義されることもある。この定義により、成長や変態のような個体の発生上の変化は進化に含まれない。

Wikipedia「進化」より

とあります。

遺伝子の話になると、私は専門家ではないので、ここでの発言は今は控えておくとして、読み進めていくと以下のような定義が出てきます。

文化的伝達による累積的変化や生物群集の変化をも広く進化と呼ぶこともある。

Wikipedia「進化」より

文化的伝達、累積的変化、生物群集の変化です。

これを人間の世界に限って、一言で片付けるとするならば「文明」という言葉がピッタリはまります。

ここで、前述の「私たちの進化」「文明の変化」、ということに繋がってきました。

進化とは、肉体的なことに限らないのです。

文明を進化させる

進化とは機能の退行も表します。

モグラや深海魚の眼は、環境に適応するため(進化するため)、退行しました。

同じようなことが、今の世界には求められています。

「ウィルスは、宿主となった生物の行動にも大きな影響をおよぼす」

というのは前述のL.P.ビラリール博士の言葉です。

ウィルスの世界的感染拡大を受けて、全世界で起こっている様々な影響が、その進化を求めてきています。というよりも、進化を余儀なくされているような気さえします。

2020年4月現在、ウィルスの抑止に最も効果があることは「各々が行動を考える」ことに繋がっています。

自粛することも、禁止することも、隔離することも、全ては「行動を考えた結果」です。逆を言えば、それぞれを「しないこと」も「行動を考えた結果」です。それがどういう結果をもたらしているかは、現在世界中のメディアを通して周知のことと思います。

大切なことは、「何のためにその意識を持つのか」ということです。

今回は皮肉なことに、「命」と「経済」の二つを天秤にかけられました。どちらを選ぶにせよ、様々な人がそれらと直面し、深く考えさせられています。

生きている中で、このような機会はなかなかありません。

なので、ほとんどの人間が、試行錯誤で精一杯なのです。

その時の判断が正しいか、正しくないかはともかく、皆、自分の中の天秤に尋ねた結果の行動が出ているだけなのです。そこに善も悪もありません。進化に向かっているか、いないのかは大切ですが。

そして、この騒動がきっかけで、川にイルカが戻り、オゾン層が回復し、PM2.5が減り、地磁気が安定し、戦争が止まった国さえあります。

さあ、私たちは自分に問う必要があります。

私たちはどのように進化するべきか?

進化は肉体に限りません。

私たち自身の意識を新しい領域へと導いて、新しい世界をクリエイトしましょう。

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鵷樹(えんじゅ)

陰陽五行思想を根幹に、心理学、哲学、動物行動学、現代科学、スピリチュアルなど、様々な角度からアドバイスを提供し、あなたの「気持ちの原動力」を自己認識できる状態を目指します。